ここ数年、冬になると体調を崩すようになってしまいました。
胸は常時ゼロゼロと音が鳴り、気が付くと鼻の奥に溜まっている鼻水。ほとんど水か泡の様な痰。それらに噎せて始まる咳。一番困るのが、鼻をかみ、痰も出してすっきりしているはずなのに、何故かこみあげてくる咳の発作です。
前触れは数秒前。「あっ、来る」と思った次の瞬間には一気に駆け寄ってきて、つかまったら最後、収束までひたすら耐えるしかない地獄の時間です。
咳をするにも空気が必要なのですが、息を吸おうとすれば喉は「ヒューッ」と音を立て、ほんの僅かにしか吸い込めません。そのくせ体は息を吐き出すように要求し続けてくるのですから、毎度のことながら泣きたくなります。というか、生理的反応で涙ボロボロです。
いつか胸骨が疲労骨折するのではと、日々戦々恐々としています。
それでも今年は、接客業から事務に転職したことで大分マシになりました。
喉の使用頻度が激減したことと、常に手の届く場所に水分を置いておけることは非常に大きいです。こまめに白湯で喉を潤し続けていれば、発作もほとんど起きません。
そして今年、水分と同じくらいか、もしかしたらそれ以上に助けられているのが、ガムです。
私が使っているのはキシリトール系や息すっきり系。発作が起きそうな不穏な気配を感じたら、咳が来るより早く水を喉に流し込み、落ち着いた一瞬の隙に素早くガムを放り込みます。
発作の気配がなくても、ちょっと喉がチクチクするかなと思ったら迷わず噛む。長時間噛みすぎて味も香も完全に無くなってしまっても、関係ありません。噛んでいる間は本当に体調穏やかでいられて、余計な体力の消耗も防げます。
ペットボトルなどは場合によっては持ち歩きにくいことがありますが、ガムはポケットに忍ばせられるし、マスクさえしていればこっそり噛んでいても比較的わかりにくい。もちろん全くばれないというわけではないし、お行儀も悪いのだけれど、ヒューヒュー喉を鳴らしながら蹲って咳き込み続けるよりは、周囲にとっても心臓に悪くないはず。
長引く咳に苦しんでいる方は、試す価値はあると思います。
ただ、一点だけ気をつけたいことが。
ガムのあまりの効き目に調子に乗った香子、デスクワークなのを良いことに一日噛み続けた結果、歯と顎が痛くなりました。大口開けておにぎりをかじった瞬間、ものすごい違和感と筋肉痛の様な痛みが・・・・・・。
何事も、便利だからと多用するのは考え物ですね。